狭心症を有する患者さんの多くは、心外膜血管を評価し、狭心症の原因を究明するために冠動脈造影検査を受けます1。しかしながら、冠動脈造影だけでは全ては診えず、心外膜血管のみの評価に限定されてしまいます。特にCMDは冠動脈造影で確認することが困難な非閉塞性冠動脈疾患(INOCA:Ischemia with Non-Obstructive Coronary Artery Disease)においても最大50%確認されており、術前検査や冠動脈造影において、その存在が見過ごされていることも少なくありません2。
CMDは死亡に繋がる恐れがあり、実際にCMD罹患の患者さんにおいては、CMDではない人と比較して3年時点での死亡が約4倍、冠動脈疾患のリスクが約5倍以上に高まることが報告されています。
※MACE:major adverse cardiac event(s)
INOCA症例において従来の血管造影検査に加え、冠攣縮誘発試験、CMD診断を包括的に実施することで、狭心症スコアが27%改善されたということがCorMicA試験の結果として報告されました5。
CorMicA試験の結果をもとに欧州におけるINOCAの診断フローとして、包括的な機能評価が推奨されています1。
従来の血管造影検査に加え、冠攣縮誘発試験、CMD診断を包括的に実施することで、INOCAを層別化します。それに応じた管理によって、患者さんのQOL改善が期待されます。
MAT-2214572 v5.0
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