血管造影による評価は、解剖学的な狭窄度の評価に限られており、血行動態を反映した生理学的な虚血の評価はできません。また、可視化の限界により、冠微小循環障害(CMD)の診断も十分にはできません1。
これが、学会のオピニオンリーダーやインターベンショニストの多くの方々が日常臨床において生理学的評価を採用/推奨する理由です。包括的な生理学的評価により、インターベンショニストは以下のために包括的な生理学的評価を行います。
PressureWire™ X ガイドワイヤーは、心外膜疾患と冠微小循環障害の両方を評価する唯一のワイヤレスプレッシャーワイヤーです5.6。
PressureWire™ Xを用いてFFR、RFRおよびCFR、IMRを測定する方法を見る
心外膜狭窄の診断 | 冠微小循環障害の診断 | ||||
---|---|---|---|---|---|
FFR | RFR | IMR | CFR | ||
ガイドライン | ACC/SCAI (見る) CPT code (見る) | ESC Guideline 2019 (下表参照) | |||
カットオフ値 (Defer / Nomal) | > 0.807 | > 0.898 | ≥ 2.04,* | < 254,* | |
計算式 | Pd/Pa | 全心周期におけるPd/Paの最小値 | 最大充血時流量/安静時流量 | Pd/最大充血時流量 | |
最大充血誘発 | 要 | 不要 | 要 | 要 |
*IMR and CFR cutoffs in population of ischemia with no obstructive coronary artery disease (INOCA) patients, CorMicA trial1.
各指標の測定の詳細については、以下をご覧ください。
圧センサーと温度センサーを備えたPressureWire™ X Guidewireは、冠動脈全体における包括的機能評価をサポートします5.6。
PressureWire™ X Guidewireは、慢性冠症候群(CCS)および急性冠症候群(ACS)症例の両方で臨床的に広く活用されています10-12。
心外膜血管に対して、生理学的指標を用いて評価することにより、血管造影検査よりも多くの情報が得られるため、狭窄の重症度が層別化でき、インターベンションの可否判断にも役立ちます。
MAT-2304623 v1.0
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